粘り強く交渉いただき、資金調達額が増額。創業時の資金繰りの悩みがなくなりました。

■Interviewer Profile
田中 和巳(たなか かずみ)
電気工事・保守点検及び修理業務に10年従事した経験を活かし2021年に独立。趣味はB級グルメの食べ歩き。

❶ 会社概要

株式会社T.M.S
創業 : 2021年2月
事業内容 : 冷暖房設備、給湯・給排水等衛生設備工事業
URLhttps://profile.ameba.jp/ameba/ad10-tanaka
融資資金 : 450万円

❷ 事業概要

株式会社T.M.Sでは、メーカー研修や認定などを受けたプロフェッショナルスタッフが、冷暖房機器の修理・保守・設置など手掛け、安心して安全に使用できる環境を提案いたします。過年度機器の更新提案機器入替後や点検後のアフター対応は10月末~4月末まで24時間受付対応を実施しています。

❸ 創業の経緯

よろしくお願いいたします!
 よろしくお願いします。
はじめに、創業のきっかけについて、うかがってもよろしいでしょうか。
 はい、前職では個人、法人合わせて1000件以上の相談を受け、電気工事・保守点検及び修理業務に携わってきました。もともと将来的には独立したいと思って働いていたので一度会社に相談したところ、快く受け入れていただき、事業譲渡での独立が決まりました。

❹ 融資申込の経緯

創業融資申込にあたり弊社にサポート依頼をいただいた経緯について教えていただけますでしょうか。

 もともと創業融資の活用に関しては全く考えておりませんでした。以前までは借入=悪のようなイメージでしたね(笑)
会社を作ったので、まずは会計や税務のことを相談できる税理士の先生を探していたところ、伊東さんをご紹介いただきお会いしました。

 そこで具体的な事業内容や、工事の現場について説明すると、伊東さんから「中規模の設備工事を受けた際に、運転資金の問題が必ず出てくるから、具体的な案件が出てきてバタバタする前に創業融資を使って資金を確保した方が良い」とアドバイスをいただきました。

 独立するまで資金繰りまでは考えたことが無かったのですが、その場で予算計画表と資金繰り表を作成してもらい見てみると、これは借りた方が絶対良いなと思い、創業融資の支援をお願いしました。

❺ 融資をめぐるエピソード

実際に創業融資が通り、資金調達に成功しましたが、何か印象に残っていることはありますか?
 実は、融資面談後の担当者からの融資可能額の回答が、かなり少なかったんです。これはショックでしたね。伊東さんに相談したところ、融資担当者と色々やりとりいただき、最終的には借入可能額が大幅に増額しました。そこから仕事の案件をたくさんいただいたことで、材料代などの支払いが先行する場面が何度かあったので、本当にこのタイミングで創業融資を使い資金調達をしておいて良かったなと思いました。
初めてお会いして、田中さんのお話しを聞かせていただいた際に、これは絶対すぐに忙しくなって資金繰りの悩みが出てくるなと思いました。会計税務の初期整備よりも資金の確保が急務だと思い、動けたのが良かったです。
 その後も節税相談や補助金の活用など、事業の成長フェーズに合わせて的確なアドバイスをいただきいつも助かっております。これからもご支援よろしくお願いいたします。

❻ 事業の現状と今後の展望

事業の今後の目標について教えてください。
 昨年、オフィスを移転して、規模を拡張しました。北海道はまだエアコンの普及率が40%程度と低く、エアコンの取付工事だけでも今後相当な需要が増えると思うので、社内の陣形を整えて、安心安全なサービス提供を引き続き進めていきたいです。
■ この記事の監修者
マケットコンサルティング株式会社 代表取締役 / 税理士
伊東 祐生(いとう ゆうき)

2019年に起業し、自身も創業フェーズにおいてグループ全体で5000万円超の融資調達に成功する。これまでの創業融資サポートの成功率は90%を超え、数多くのスタートアップ支援を行っている。

無料相談フォーム 専門家があなたをサポート! 融資の無料診断 24時間いつでも診断可能
TOP